“会染”は、北アルプスを眺む長野県の北安曇郡、池田町の中の地名です。
池田町は、春夏秋冬、四季折々で景色を変えて見せてくれる素敵な自然豊富な町です。
そんな、会染で令和5年に開業した、『会染焙煎工房』は、
十人十色、
それぞれの人に“会”って、それぞれの人が“染”め合っていくコーヒーになってほしいという想いで始めました。
店主は、
コーヒー焙煎と縁の遠い病院で仕事をしていました。
病院では、色々な人と出会いました。
『十人十色』
“子供”や“大人”、“男”や“女”、“健康”や“病”、“できる”や“できない”、“すき”や“きらい”・・・
色々な人に色々な価値観があって、それは本当に素敵なことです。
病院に来る人は、少なからず悲しみや恐怖心を持っています。
そんな心に不安があっても、
「話す」ことで少しずつ心が和らいでくることがあります。
十人十色の価値観も、
「話す」ことで少しだけでも理解して、ちょっとでも分かり合えることができたら、
とても素敵で貴重なことだと思いました。
病院では、十人十色のせいで、
悩んでいる人もいっぱいいました。
それは、この町やとなりの町でも一緒かな。
少しでも分かり合って、
十人十色の心が染め合えるようになれたらと思っています。
そんな、
染め合うきっかけが、会染焙煎工房のコーヒーだったら嬉しいですし、
そうなっていけるようにしたいと思います。